「演劇で学ぼう」表現する⇆受け止める循環をつくる、アートプログラム

活動報告|大阪府教育センター附属高校にて、1年生に向けた授業を実施中です。

|[活動報告・レポート]

大阪府教育センター附属高校にて、2022年11月から2月にかけて、1年生に向けた「演劇で学ぼう」プログラムの授業を実施しております。

演劇の講師が高校に赴き、グループ創作に取り組んでもらっております。

デモンストレーション劇の上演「バスケ部物語」
コミュニケーションゲーム「知恵の輪」
コミュニケーションゲーム
グループ創作の様子

演劇創作には、7〜8名ずつのグループで取り組んでいます。

創作の条件は、

  • ◉小道具は「イス」のみ
  • ◉音響・照明の効果はなし
  • ◉全員が舞台上に登場する

ということだけ。

  • 「どんなジャンルの創作にするか?」
  • 「どんなシナリオにするか?」
  • 「誰がどんな役割を演じるか?」
  • 「どのような動線、立ち位置にして、観客にはどのように見せるか?」

こういったことは、すべてグループで話し合いながら決めていきます。

12月の半ばから1月にかけて自由創作に取り組んでいます。生徒のみなさんは、チームで何かを創る活動の楽しさを感じるとともに、なかなかアイデアが出ずに停滞してしまったときにどう進めるか、みんなの意見が一致しないときにどうやって決めるかといった、チームで活動することの「うまくいかなさ」「しんどさ」も、全身で実感しながらグループワークを進めている様子でした。

創作した劇は、2月の授業でクラス内の演劇発表を行ったのち、「優秀作品」に選ばれたグループの作品は、大阪府教育センター内のホールにおいて上演される予定です。

どのような作品に結実するのでしょうか。

上演された作品については、後日、レポートをアップする予定です。