応援メッセージ ー豊田哲雄 先生よりー
豊田哲雄 先生
大阪府公立小学校 教諭
数年前、担任していた学級に劇団の方を招いて、演劇ワークショップや道徳の授業に取り組みました。短い時間でしたが、外部からの来訪者に子どもたちのテンションは上がりっぱなし。特にジェスチャーゲームでは、ふだんはおとなしい子たちも積極的にジェスチャーをしていて、演劇という表現の可能性や、外部から人に来ていただくことの価値を実感することができました。
学校は、「正解/不正解」「できる/できない」のベクトルに、支配されてしまいがちな場所です。放っておけば、いつの間にか子どもたちはそのベクトル上に並ばされています。先生も例外ではありません。いつの間にか「正解/不正解」「できる/できない」に囚われ、「こうでなくてはならない」と自分自身をも縛り付けてしまう。何かを正しく理解したり、できるようになったりすることは大切ですが、それだけだと学校は、ただただ息苦しい場所になってしまうと感じています。
「表現」は、そこに別方向のベクトルをもたらすことができる行為です。「不正解」を「正解」の前段階から、「できない」を「できる」の前段階から解放して、それそのものに価値を与えられるとすれば、それは「表現」の力しかありません。演劇はその力をもたらすことのできる表現の1つです。特にアーティストの来訪は、教室に全く別方向のベクトルを生み出すことに繋がると感じています。
しかし、こういった取り組みは、現場の先生たちにとってはまだまだハードルが高いのも事実です。もっと多くの先生たちが気軽に芸術や表現に足を踏み出していけるようにするためにも、このプロジェクトを成功させて、全国へと広げていきましょう。ご支援よろしくお願いします。
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豊田先生、応援メッセージをお寄せいただき、ありがとうございます!
これからも、多くのみなさまから頂戴した応援メッセージや、クラウドファンディングに関連するイベントのご案内など、ページ本文で伝えきれなかったことを、こちらの新着情報を通して発信していきます。
引き続き、私たちのプロジェクトに関心をお寄せいただけますと幸いです。
応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!